Adobeが金曜日にeSignaturesをパブリックベータとして公開した。eSignaturesというのは、オンラインドキュメントに簡単に電子署名を追加するクラウドサービスだ。ドキュメントをアップロードして、受信者のメールアドレスを記入し、日付と説明を記した後、当該ファイルに電子署名を付加する。電子署名を記載した文書は、署名後に改変されていないことが保証される。もし改変が行われた場合には証明書が表示されなくなる。手順は非常に簡単で(操作を初めてから完了するまで2分とかからなかった)、しかも無料で提供される。
AdobeによればeSignatureはAcrobat.comと同様の仕組みを採用しているので、この機能は近々Acrobat.comのサービスに統合される予定だとのこと。(Acrobat.comと統合することで収益化の道が開けるとも考えている)。
引用:Techcrunch/『電子署名界に革命勃発:Adobeが電子署名サービスのeSignatureを無料でベータ公開』
日本だとあまり・・・というか、殆ど使われてないと思われる電子署名ですが、海外だと74億ドルの費用がかかっているとか。
ドキュメント系はScribdやdocusign等々が出てきて、PDFどうなの?的な話題が出る前にAdobeとしては(やっと重い腰を上げて)刈り取り…といったところでしょうか。
AppleにFlash非対応にされての抗議等々、追い詰められつつあるAdobeですが巻き返しなるか?!